スペイン語の接続法過去(I)
接続法過去(I)
スペイン語の接続法は、動詞の 「ムード(mood)」 の一つであり、話し手の主観や不確実な状況を表します。前回のレッスンでは、接続法現在 を学びましたが、このユニットでは 接続法過去 について学びます。
接続法過去は、接続法現在と同じ主観性を持ちながら、動作が過去に関わるときに使用されます。
1. 接続法過去の使用例
① 現在の接続法が必要な状況が、過去の場合に使う
- Era sorprendente que Haruki me contara la historia.(接続法過去)
- 「ハルキが私にその話をしてくれたのは驚くべきことだった。」
- Es sorprendente que Haruki me cuente la historia.(接続法現在)
- 「ハルキが私にその話をしてくれるのは驚くべきことだ。」
- Era necesario que todos prepararan sus informes antes de la reunión.(接続法過去)
- 「会議前にみんながレポートを準備することが必要だった。」
- Es necesario que todos preparen sus informes antes de la reunión.(接続法現在)
- 「会議前にみんながレポートを準備することが必要だ。」
- Me alegró que ellos tomaran la decisión correcta.(接続法過去)
- 「彼らが正しい決断をしたことが嬉しかった。」
- Me alegra que ellos tomen la decisión correcta.(接続法現在)
- 「彼らが正しい決断をすることが嬉しい。」
② Ojalá(願望を表す)と共に使う
- Ojalá que hiciera sol el fin de semana.(接続法過去)
- 「週末に晴れればいいのに。」
- Ojalá que haga sol el fin de semana.(接続法現在)
- 「週末に晴れるといいな。」
- Ojalá que encontráramos una solución pronto.(接続法過去)
- 「私たちが早く解決策を見つけられたらいいのに。」
- Ojalá que encontremos una solución pronto.(接続法現在)
- 「私たちが早く解決策を見つけられるといいな。」
③ “Si” (もし〜なら)を使った仮定法の文
- Si tuviera suficiente dinero, compraría una casa.(接続法過去)
- 「もし十分なお金があれば、家を買うのに。」
- Si tengo suficiente dinero, compraré una casa.(直説法現在)
- 「もし十分なお金があれば、家を買うだろう。」
- Si estudiaras más, aprobarías el examen.(接続法過去)
- 「もっと勉強すれば、試験に合格するのに。」
- Si estudias más, aprobarás el examen.(直説法現在)
- 「もっと勉強すれば、試験に合格するだろう。」
④ 主節の動詞が過去形または条件法のときに使う
- Mis padres querían que yo estudiara en el extranjero.(接続法過去)
- 「両親は私が海外で勉強することを望んでいた。」
- Mis padres quieren que yo estudie en el extranjero.(接続法現在)
- 「両親は私が海外で勉強することを望んでいる。」
- Esperaba que tú entendieras mi situación.(接続法過去)
- 「君が私の状況を理解してくれることを期待していた。」
- Espero que tú entiendas mi situación.(接続法現在)
- 「君が私の状況を理解してくれることを期待している。」
⑤ 丁寧な表現として使う
- Quisiera hacer una reserva para tres personas.(接続法過去)
- 「3人分の予約をしたいのですが。」
- Quiero hacer una reserva para tres personas.(直説法現在)
- 「3人分の予約をしたいです。」
- ¿Pudiera decirme la hora?(接続法過去)
- 「時間を教えていただけますか?」
- ¿Puede decirme la hora?(直説法現在)
- 「時間を教えていただけますか?」
6. 練習問題
1. 次の文章を接続法過去に変えなさい。
- Es importante que ellos (estudiar) más para el examen.
- Me sorprende que tú (llegar) tarde.
2. 正しい動詞の活用を選びなさい。
- Si yo (tener) más tiempo, viajaría por el mundo.
a) tuviera b) tenía c) tendrá - Ojalá que (hacer) buen tiempo mañana.
a) hacía b) hiciera c) hace
3. 日本語を参考にスペイン語に翻訳しなさい。
- もし私が君だったら、その仕事を受けるのに。
- 彼がもっと努力していたら、試験に合格していただろう。
7. 解答と解説
1. 答え
- Era importante que ellos estudiaran más para el examen.
- Me sorprendió que tú llegaras tarde。
2. 答え
- Si yo tuviera más tiempo, viajaría por el mundo. ✅
- Ojalá que hiciera buen tiempo mañana. ✅
3. 答え
- Si yo fuera tú, aceptaría el trabajo.
- Si él hubiera trabajado más, habría aprobado el examen。
解説:
- 接続法過去は「もし〜なら」「願望」「過去の仮定」などの文脈で使われる。
- 「Si + 接続法過去 + 条件法」のパターンに注意!
¡Practica y mejora tu español!(練習してスペイン語を上達させよう!)
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